初動負荷トレーニング
「初動負荷トレーニング」で有名な小山裕史さんの講演を
聞く機会があった。
ためになるというか、目からウロコの連続であった。
運動能力に個人差があるのは、もともと持っている
個人差以上にトレーニング法や、運動そのものに
対する意識の差の方が大きいのではないかと
はっきり自覚することができた。
かねてから疑問に思っていながら、誤った知識によって
曲解していた部分、見過ごしていたことを気持ちいい
くらいに解明してくれた。
その一、ウェイトトレーニングのあと、身体が固くなる。
だから柔軟やウォーミング・アップ、クールダウンが
必要なのだと教えられてきた。
だがそもそも無理な負荷運動が身体をだめにして
いたんだった。
その二、老化は筋肉の柔軟性が失われることに
よって進行していくということ。
老化することによって筋肉が柔軟性を失うのではなく、
筋肉が柔軟性を失うことによって老化するのだ。
小山さんの講演を聴いて、もしかしたら、もっともっと
見過ごしていたことがありはしないかと
自分の先入観やこれまでの価値観にとらわれすぎている
部分がないかと見直したいと考えさせられた。
余談だが、この方の名前、裕史(やすし)さんだが、
何度か「ゆうじさん」だったり、「ひろしさん」だったり、
訂正のないまま、主催者によって間違えられたり
したが、確かに読み間違えやすい名前かもしれない。
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新トレーニング革命―初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開 著者:小山 裕史 |
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初動負荷理論による野球トレーニング革命 著者:小山 裕史 |
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